2025年のインテリアデザインは健康志向?5つの実例を紹介

2025年のインテリアデザインは、持続可能性やテクノロジーの進歩とともに、快適さとノスタルジアを求める傾向を見せている。おしゃれな部屋で過ごしたいあなたに、トレンドを解説しながら、5つの具体的な実例も紹介していく。


1. ウェルネスとリラクゼーションを求めて

2025年は、健康志向やリラクゼーションが注目されている。瞑想用スペースを作ったり、自宅のバスルームをスパのように演出したり、心身のリフレッシュを目的とした空間が重要視されている。ストレス社会といわれる現代で、自分時間や自分のスペースをより快適にしようとする傾向があるようだ。こころの豊かさは住空間から。

健康を促す環境づくり

ヨガスペースや瞑想スペースを設けたり、スパのようなバスルームを演出することで、家にいながらリラックスができる。自然光をたっぷりと取り入れて、観葉植物を置き、気分良く快適に過ごすことがポイント。

快適さを感じられるように

キッチンに小さなダイニングスペースを設けたり、汚れにくい生地を使った家具を取り入れたりするのがおすすめ。特にソファや椅子は、ゆったりと座れる深めの座面を選び、カバーを付けることで清潔に保ちやすく、見た目も柔らかな雰囲気に仕上がる。

実例1: 瞑想用スペースがあるリラックスリビング

リビングの一角を小さく仕切り、床にクッションやマットを敷いて、読書や瞑想ができる空間をつくる。壁面には柔らかいタペストリーを掛け、照明は調光可能なウォールランプやキャンドルを使うことで、落ち着いた空間をつくることができる。


2. 居心地の良さとノスタルジア

最近、「居心地の良さ」や「ノスタルジック」を打ち出したインテリアが人気だ。安らげる空間づくりのために、過去のスタイルを現代的に活かす傾向がある。音楽でも昭和や平成の楽曲が盛り上がりを見せるように、インテリアデザインにも同じ現象が起きているのかもしれない。あなたはどんなときにノスタルジーを感じる?

ヴィンテージとレトロの影響

ヴィンテージショップやアンティークショップで見つけた個性的な家具を取り入れることで、既製品にはない味わいと個性が生まれる。アールデコやコロニアルアメリカンなど、歴史的スタイルを取り入れてみるのもおすすめ。

クラシック家具

クラシックデザインの家具が再評価されている。アールデコやヴィクトリア朝風の要素をミニマリズムと融合させることで新たなノスタルジア感が生まれる。

実例2: 真鍮を使った洗面所

真鍮の蛇口や照明など、豪華な装飾を取り入れつつ、壁のタイルをカラフルな幾何学柄にすることで伝統とモダンが共存する空間を演出。床には大胆なタイルパターンを施すと、クラシカルな雰囲気と現代的な躍動感が共存する。


3. 持続可能性と自然素材

環境に配慮した美しいデザインが、2025年の大きな流れだ。機能性とサステナビリティを両立させるための工夫が各所で見られている。

持続可能な生活

エネルギー効率の高い家電や照明、再利用可能な素材、人体に害ない塗料を採用するなど。高品質で長く使える家具への投資が推奨されている。

自然素材の活用

木材や石、土、天然繊維などの素材を取り入れて、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出。アダプティブリユース(古い建物や家具の再利用)によって、廃棄物を減らし、古い家具を有効活用して守ろうという動きがある。

木製キッチンやアンフィットキッチン

オークやウォールナットなどの美しい木目で個性を出したり、既成のユニットキッチンではなく、アンティークのサイドボードや異なるデザインの椅子を組み合わせることで、オリジナリティを出すことができる。

実例3: 再生木材を使ったナチュラルリビング

家の壁の一部に再生木材のパネルを使用し、古い倉庫から取り出した梁をインテリアのアクセントとして活用。そこに観葉植物を加えると、再利用を活かした木の温もりあふれるリビングが完成する。


4. トレンドカラー

今年はアースカラーなどの落ち着いたトーンと、鮮やかなジュエルトーンを組み合わせる大胆な配色が注目されている。

アースカラー

テラコッタ、オーカー、セージ、深い茶色、モスグリーンなどをベースにすると、安心感とくつろぎを生み出せる。ニュートラルカラーとのバランスで空間をシックにまとめるのがコツ。

ジュエルトーン & 大胆な黒

エメラルドグリーンやサファイアブルーなどの鮮やかな色と、アクセントに黒やメタリックを加えたスタイルは、ドラマチックでゴージャスな印象を与える。

ドレンチング(一色で統一)で大胆に

バターイエローやマスタード色を床から天井、家具にまで使うなど、単色を大胆に展開するカラードレンチングが流行。空間全体に統一感と明るさを同時にもたらす。

実例4: ジュエルトーンと黒のコントラストが際立つベッドルーム

深いブルーグリーンの壁紙に黒の細いモールディングを施し、ゴールドのベッドフレームをポイントにしたベッドルーム。さらにサファイア色のリネンを組み合わせると、ラグジュアリーで洗練された雰囲気が作り出せる。


5. 多様化するスタイルと空間活用

2025年のトレンドとして、日々の暮らしをより便利にするためのアイデアやテクニックに関心が高まっているようだ。ミニマリズムからマキシマリズムまで、快適性や実用性に優れたデザインが好まれる傾向にある。

ミニマリズム

ジャパンディスタイルのように、日本と北欧の要素を掛け合わせたシンプルで温かみのある空間づくりが根強い人気。天然素材とニュートラルカラーのクッション、竹製家具などで落ち着いた雰囲気を演出しながら機能性も求めたスタイル。

マキシマリズム

ボタニカル柄や幾何学模様、ペイズリー柄など、複数のパターンをバランスを意識して組み合わせるスタイルも人気。全体のバランスがむずかしいので、まずはアクセントクッションやラグなど小物で取り入れてみるのがおすすめ。

テクノロジーをセンスよく

ワイヤレス充電器や隠しスピーカー、スマート照明など、インテリアに溶け込むかたちでテクノロジーを取り入れる。多機能家具を選ぶことで、スペースを無駄なく活用。

低めの家具や大きなソファ

リビングの中心にゆったり座れるU字型ソファを置き、読書用のフロアランプや低いタブレットテーブルを合わせて、カジュアルで過ごしやすい居場所に。

実例5: アートとパターンが織りなす色鮮やかなリビング

ミニマリズムの対極としてのマキシマリズムな空間。壁に鮮やかなアートを飾り、ディスプレイラックにお気に入りのアイテムをを並べると視覚的に豊かな空間を作り出すことができる。ラグや壁色はニュートラル色でまとめて、柄物の家具やアートとのバランスを取る。圧迫感を感じないように、徐々に色彩と柄を重ねていくのがポイント。


まとめ

2025年のインテリアデザインは、持続可能性とテクノロジーの融合。さらにノスタルジアと快適さを求めた、多彩なアプローチが展開されている。ポイントは自分に合ったスタイルを見つけ、今ある家具や素材を生かしながら、要所に新しさを取り入れること。環境に配慮しつつ、個性や心地良さも兼ね備えた空間づくりを楽しんでみよう。

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