海外で注目のジャパンディ（Japndi)とは。日本と北欧が融合

出典：https://www.thespruce.com/japandi-design-4782478

昨今海外でジャパンディ（Japandi）というインテリアスタイルが注目されている。日本と北欧という遠く離れた文化を掛け合わせた、ミニマリズムやサスティナブルと相性のよいインテリアスタイル。その特徴の紹介と、家具や雑貨の選び方などを考えてみた。

ジャパンディ（Japndi）とは何か？

ジャパンディとは、日本と北欧の美学を融合させたインテリアスタイルのこと。シンプルで洗練されたデザインに、自然素材やハンドメイドの要素を加える。ミニマリズムだけど温かみがあるという印象。海外で和のインテリアを押し出してるのはちょっと意外。

ジャパンディは、日本の「わび・さび」と北欧の「ヒュッゲ（Hygge）」いう考えが共存している。「わび・さび」は日本の美学であり、つつましく、質素なものにこそ趣があると感じる心、また時間の経過によって表れる美しさを大切にするという考え方。ジャパンディは、木、布、陶器など、自然素材を取り入れるとよいとされている。自然の趣や経年劣化を楽しめる素材を選ぶとよい。

一方「ヒュッゲ（Hygge）」はデンマーク語およびノルウェー語で、居心地がよく快適で陽気な気分であることを表現する言葉。快適で暖かく、居心地の良い空間を作り出すための哲学やライフスタイルを指す。デンマークでは、冬の寒さや暗さに対するストレスを和らげるため、家族や友人と過ごす時間を大切にし、暖かい飲み物や食べ物、キャンドル、ふわふわのブランケットなどを用いて、自宅を居心地の良い空間に変えることが重視されている。インテリアに当てはめると、機能的で、心地の良い製品を選ぶと考えることができると思う。

ジャパンディの色使い

ジャパンディの色使いは、シンプルでナチュラルな色調が特徴的。木材の色や、白や黒などの単色を多用し、それらを組み合わせることで空間を落ち着かせる。また、グレー、ベージュ、モスグリーン、ネイビー、ダークブラウンなどの深みのある色調も使われる。このような色の組み合わせにより、簡素でありながらも重厚感や温かみを感じさせることができる。

出典：https://vevano.com/blogs/design-101/japandi-interior-design-style

出典：https://poshpennies.com/japandi-decor-tips/

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ジャパンディで重要となる要素

ジャパンディには、シンプルで自然なデザインが重要な要素となる。

自然な素材：木材、竹、麻、紙など、自然な素材を多用する。また、繊細な模様やテクスチャーが印象的な素材も好まれる。
シンプルで機能的なデザイン：ミニマルなデザインでありながら、機能的で美しいものを選ぶ。
空間の使い方：間仕切りを置かずに広々とした空間を作ったり、自然光を活用するなど。
モノトーンな色調：ホワイト、グレー、ブラックなどの単色を使い、色のトーンを合わせて統一感を出す。
小さなアクセント：空間に小さなアクセントを取り入れることで、空間を適度に引き締めてくれる。例えば、鮮やかなグリーンの観葉植物を置く、アート作品を飾るなど。