花を活けるときに、フラワーベースの選び方はとても重要です。おしゃれなインテリアとしても使えるフラワーベースは、形状や置き方、花との相性など、様々な要素があります。ここでは、フラワーベースを選ぶ際に重要なポイントについて解説します。
サイズについて
まず重要なのはサイズです。一般的な指標は、花茎の長さが花瓶の高さの1.5〜2倍を超えないことです。花瓶の高さに加えて、口の大きさにも注意を向ける必要があります。口が広すぎると茎が暴れて、アレンジメントの形状を失う可能性があります。逆に口が狭すぎると、ブーケのデザインを制限したり、茎を傷つけたりする可能性があります。
形状について
細長いフラワーベース
ユリ、グラジオラス、ひまわりなどの長い茎の花は、背が高く細長い花瓶に飾るとエレガントになります。細い花瓶はスリムな印象を与え、装飾用の枝や小枝を飾るのにも適しています。
ラッパ型フラワーベース
ラッパ型の花瓶は非常に汎用性が高い定番の形状です。バラ、ハイドレンジア、牡丹などの大きな丸い頭を持つ短い茎の花に特に適しています。底が広く、中央が狭く、上部がわずかに広がった曲線美に富んだスタイルは、花の肉感的な形状を強調します。
丸型フラワーベース
丸型の花瓶はすべての花に適しているわけではありませんが、チューリップ、ガーベラ、またはバラをまとめて活けると美しく見えます。ポイントは、茎を花瓶の高さにカットして立たせ、花をドーム状に整えることです。
つぼ型フラワーベース
つぼ型花瓶は、個々の茎または小さな花をまとめるのに最適です。フラワーベースが手元にない場合は、ジャム瓶や牛乳瓶でも代用することができます。このような小さな花瓶のアソートメントは、主張しすぎないため、食卓に飾るのもおすすめです。また、ベッドサイドテーブルに1つだけ置いて、明るい朝を迎えてみてはいかがでしょうか?
四角形のフラワーベース
長方形花瓶は、モダンなインテリアにとても似合います。ナルシスやチューリップなどの単一の茎をまとめて配置する場合にも最適です。
置き方
フラワーベースの活け方は、部屋によって異なりますが、部屋のインテリアに合わせて考えることが大切です。例えば、リビングルームに飾る場合、フラワーベースを床に置くよりもテーブルに置く方が、よりおしゃれに見えるでしょう。また、窓際に置くと、光の加減で花がより美しく見えることがあります。花を活ける際には、花の高さにも配慮する必要があります。
また、花を活ける際には、花瓶の素材や形状にも注目しましょう。木製のフラワーベースは、ナチュラルな雰囲気を醸し出し、金属製のフラワーベースは、モダンな雰囲気を演出することができます。さらに、フラワーベースに花を活ける際には、花の種類や色、形状などにも注意を払う必要があります。花の種類によっては、咲いている期間が短いものがあります。そのため、一度にたくさんの花を咲かせることができる花を選ぶことが大切です。また、花を活ける際には、花瓶の中にグリーンを加えることで、より華やかな印象を作り出すことができます。
おすすめのフラワーベース
【Sghr/スガハラ】フィオラフラワーベース真ん丸なかたちがかわいいフラワーベース。広い水面、地球や月を連想される緩やかなフォルムは幻想的で夢想的。野花や見慣れている植物を活けても、どこかロマンチックに色めきます。
【Horn Please MADE/ホーンプリーズ】ライトリー GLASS フラワーベースお部屋のインテリアとして取り入れやすい淡い色のガラスで小ぶりの持ち手がポイントのフラワーベース。
【HUNT9】CACCIA91つずつ並べていくごとに、街ができていくような5つのフラワーベース「CACCIA9 フラワーベース」。個性的なフォルムは、フレーム内に収めたい絵画のようなワンシーンに。花器としてオブジェとして在るだけで特殊なムードを漂わせてくれます。
【POSH LIVING/ポッシュリビング】フロートベースクリアの円柱の中にうっすらと個性的なフォルムが浮かんで見えるフラワーベース。
目に留まるデザインは、主張し過ぎず、さりげなくインテリアのアクセントになってくれます。
まとめ
フラワーベースの選び方やディスプレイ方法には、様々なポイントがあります。例えば、花材に合わせた形状やサイズのフラワーベースを選んだり、置き方にもこだわりを持ったりすることが大切です。また、季節感を出すために花材を変えたり、花瓶の中にグリーンを加えることで、より華やかな印象を作り出すことができます。上記のポイントを参考に、自分のお気に入りのフラワーベースを見つけて、素敵な花のアレンジメントを楽しんでみましょう。